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「時間栄養学」女子栄養大学副学長、香川靖雄先生の講演

2011年04月25日

千葉県栄養士会地域活動栄養士協議会の総会で、香川靖男先生の「時間栄養学」の講演がありました。「時間栄養学」とは??初めて聞いた言葉でしたが、大変いいお話でした。

従来の栄養学は1日のカロリーや栄養素の摂取量に重きをおいているが、朝食で摂るか、夕食で摂るかといった時間についてはふれていない。そこが問題である。朝7時に食べるのと、夜中の1時に食べるのでは、同一献立、同一カロリーでも、食事誘発性熱産生に4倍の相違がある。朝は、心身の活動に、夜は肥満になるよう消費されてしまう。

そこで①朝食は必ず摂る。②朝昼夕の配分を3:3:4にする。③21時以降は軽食にする。

以前、私が指導した患者様で、体重が5kgも減って、栄養相談にも継続してこられたのに、なぜか糖尿病の検査結果がよくならなくて、途中で来なくなってしまった方がいましたm(_)m  その方は朝食は食べずにコーヒーだけで、その辺が原因だったのでは???と思っていたので、大変参考になりました。管理栄養士の足立香代子先生の研究では、朝食をしっかり食べ、夕食を軽くするだけで、糖尿病はよくなるという、研究データもあるそうです!!

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