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房総太巻き寿司

2018年04月24日

千葉県は温暖な気候と、豊かな海、肥沃な土地に恵まれ、昔から農林水産業が盛んでした。 三方を海に囲まれ、いわしや海草など海の幸も多く、農業産出額は全国3位で、あらゆる農林水産物がそろう食の宝庫です。

また、牛乳産出量も全国5位で、日本の酪農発祥の地でもあります。 徳川八代将軍吉宗公の時代に、南房総の嶺岡の一帯に、牧場が作られインド産の白牛を輸入し、乳製品を製造、滋養強壮の薬として珍重しました。

千葉県の農林水産業

房総太巻き寿司は千葉県の産物である海苔と米を使い、房総半島南部の、旧上総地方(市原、長生、君津、木更津、山武)で、冠婚葬祭や、地域の集まりの時のごちそうとして作られてきました。

東京湾では、海苔は江戸時代から養殖され、漁師により採集されていました。 昭和に入り、海苔の養殖技術や機械化が、革命的に進歩し、生産量が増え、安定した供給ができるようになりました。
市原は、石油コンビナートの開発で、海が埋め立てられる昭和30年代はじめまで、のり養殖が盛んでした。そのため市原では、房総太巻寿司作りが盛んで、各家庭の味として受け継がれていました。現在は巻き手の高齢化が進んでいます。

地産地消、米消費の拡大

房総太巻き寿司は、昭和の初めに海苔が一般に普及されようになったため、戦前からいろいろな具材を芯にして巻く方法で、家庭や地域で作られていました。 戦後、豊かな時代に入り、巻き方がさまざまに工夫されるようになり、花、動物、文字、キャラクターなど、多彩な巻き方が、創造されています。
最近では、ごはんを主食にした、日本型の食生活のよさが見直されています。栄養価の高い海苔、酢を使い、千葉産の米を使った房総太巻き寿司も、地産地消、米消費の拡大という点で、再評価されています。 また、「食育」のテーマのひとつである郷土料理の伝承という面でも注目され、次世代へ是非伝えて生きたい食文化だと思います。

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