市原市では、明治33年に初めてノリ養殖が始まりました。養老川の河口の五井、姉崎、八幡宿と養殖は広がりました。
昭和30年半ばにコンビナートの建設が始まり、昭和40年には漁業権を譲渡し、ノリ養殖は幕を閉じました。
「房総太巻き寿司」は、ノリの一大生産地だった市原市では冠婚葬祭のおもてなし料理として、昭和の初めから作られていました。その習慣は海苔が作られなくなってからも、昭和の時代は続いていました。
海が埋め立てられて、50年以上がたち海苔が作られていたことや、「房総太巻き寿司」が市原市の伝統の郷土料理であることを知らない人が増えてきました。巻ける人も少なくなっています。
そういう意味で、「市原市のふるさと名物」として、皆さんに知ってもらいたいと思っています。9月の教室は9月12日(日)から始めます。どうぞよろしくお願いします。
市原市で昭和の初めから作られていた、「チューリップ」「二つの花」「渦巻き」の柄です。
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2025年08月13日
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2025年08月24日
市原市教育会館内にある「市原市教育研究会」からのご依頼で、市原市内の小学校・家庭科の先生方に「市原と海苔の関わり・房総太巻きの歴史」講和と「二つの花」の調理実習をしました。
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2025年06月28日
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2025年07月25日
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